研究紹介

生命が生きていくためにはタンパク質が必要です。タンパク質がはたらくためには、アミノ酸がつながってできた「ひも」がある特定の「かたち」に折れたたむ(フォールディング)必要があります。フォールディングに失敗するとタンパク質は凝集体になってしまいますが、細胞の中では「シャペロン」というタンパク質がフォールディングを助けています。私たちは、シャペロンがどのような仕組みではたらいているのか、凝集体はどのようなメカニズムでできるのかなどを調べることで、フォールディングの秘密を解明したいと考えています。また、細胞内でタンパク質ができるプロセス(「翻訳」と呼ばれます)でどのようにフォールディングが起こるのか、など翻訳時の新生ポリペプチド鎖(新生鎖)の研究も精力的に進めています(新生鎖の生物学)。さらに、タンパク質の「かたち」が崩れることが病気に関係することがあります。代表例は狂牛病などでおなじみの「プリオン」です。パン酵母で見つかったプリオン的な因子をモデルにしたプリオンの研究も行っています。

研究内容図


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