研究紹介

バクテリオファージの工学的利用に関する研究

バクテリオファージ(ファージ)はバクテリアに感染するウイルスで、自然環境や腸内など宿主が存在する場所には普遍に存在し、宿主ポピュレーションの制御、遺伝子の水平伝播、食物連鎖の促進などの役割を担っています。
ファージの特徴をうまく利用することで抗生物質に頼らない病原菌のコントロール(ファージセラピー)や宿主病原菌の迅速検出などの利用を目指しています。


黄色ブドウ球菌(S. aureus)ファージの電子顕微鏡写真

微生物腐食に関する研究

金属材料などの腐食が微生物の作用によって促進することを微生物腐食と称し、甚大な経済的損失をもたらします。
原油生産井や石油/天然ガス関連施設で微生物腐食が発生した箇所から試料を採取し、微生物叢を遺伝子解析により特定し、腐食を回避する方法を模索しています。


硫酸塩還元菌による鋼材の腐食機構

環境浄化の研究

日本人は一日平均約350Lの水を使い、使用した水はほとんどが排水として処理場へ導かれ生物学的処理を受けています。
その際、微生物の固まりである余剰汚泥が多量に発生します。余剰汚泥の発生を減らすか、生じた汚泥をエネルギーに変換する研究を実施しています。 


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