バイオものコン・高校生バイオコン(小学生~学部生向け)

私達は「教えることは学ぶこと」というコンセプトのもと、専門性の強化のみならず、学問の社会的・倫理的側面の理解を深め、さらには自主性や向上心、創造性を養うことを目的に、小中学生向けのバイオ教材開発を目指す教育プログラムを2005年に開始しました。

現在実施している「バイオものコン」はその発展形です。「先端バイオものつくり」という科目を履修する学士課程の2〜3年生が、単独で、あるいはチームを形成して、各自の自由なアイディアに基づいてバイオに関する様々な「ものつくり」に取り組みます。そして約半年間かけて得られた成果を、毎年開催される「バイオものコン」で発表し、コンテスト形式で競います。さらに、ここに参加する学生の一部は、米国ボストンで開催される国際的な合成生物学の大会iGEM(The International Genetically Engineered Machine Competition) にも参加し、世界各国から参加した数百の学生チームと成果を競います。

私達はまた、生命理工学院の学士課程の学生に対して、小中学生向けの実験教室を開催し、地域社会で現場の声を聞き、それに応えるような社会活動を行うことも推奨しています。

さらに、私達は「高校生バイオコン」も2008年から毎年開催しています。このコンテストでは、参加申込があった高校生チームが、それぞれ独自のアイディアで小中学生向けのバイオ系教材を開発し、約半年の活動成果を発表します。

コンテスト当日は、各チームが趣向を凝らしたプレゼンテーションで成果物を紹介します。発表後は、各チームがブースを構えて、来場者に体験して頂ける「お試しタイム」もありますので、是非ご来場ください。

過去のコンテストの開催記録については、バイオコンアーカイブのページをご覧ください。コンテストは例年1月頃に開催していますが、今後のコンテスト開催については生命理工学系サイトのイベント欄で告知いたします。

コンテストに興味がある一般の方々や、高校生バイオコンへの参加を希望する高校関係者の方々からのお問い合わせは、以下のアドレス宛にお願いいたします。

お問い合わせ先
生命理工学院バイオ創造設計室 佐藤奈保子
E-mail: sato.n.as@m.titech.ac.jp

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