バイオ研究基盤支援総合センター

 バイオ研究基盤支援総合センターは、遺伝子実験施設(平成元年設置)、生物実験センター(平成6年設置)、アイソトープ総合センター(平成13年設置)が統合され、平成15年4月に学内共同利用施設として設置されました。放射線管理を全学的な見地から行いやすくするために、平成23年10月にアイソトープ分野が切り離され、同分野は放射線総合センターとして再び独立しました。再編成後の本センターは、生物実験分野、遺伝子実験分野、蛋白質情報解析分野、ゲノム情報解析分野、RNA情報解析分野の教員により構成されています。センターが行う研究支援業務としては、主に生物実験分野と遺伝子実験分野が中心となり、全学で行われる組換えDNA実験や動物実験に関する教育訓練、遺伝子実験、生物実験のための最先端機器の設備や研究環境の提供、実験用動物の維持・管理を行っています。また、蛋白質情報解析分野、ゲノム情報解析分野、RNA情報解析分野では、ポストシーケンス時代にふさわしいバイオインフォマティクスを駆使した最先端の研究が行われています。

バイオ研究基盤支援総合センター組織図

生命実験分野

  1. 実験用生物の適切な維持・管理
  2. 生物実験に必要な実験設備・環境の提供
  3. 生物に関する高度な研究教育

ウサギ・モルモット
マウス・ラット
淡水生物(ゼブラフィッシュ、メダカ、ツメガエル 他)
海産生物(フグ、ヒトデ 他)
マウス生殖補助提供(体外受精・凍結胚作製・胚移植・精子凍結)

センター外観

マウスの体外受精

マウス

淡水生物

クラゲ

海産生物

遺伝子実験分野

  1. 全学的な遺伝子実験の安全管理及び教育訓練
  2. 遺伝子研究の支援のための設備・研究環境の提供
  3. 遺伝子研究のための技術革新及び研究
  4. コンピュータ計算による蛋白質や遺伝子の研究と教育

センター入り口 センター内風景

共通機器

  • 光学顕微鏡システム(倒立共焦点顕微鏡、正立共焦点顕微鏡、倒立顕微鏡、ズーム顕微鏡 他)
  • 透過型電子顕微鏡
  • 卓上走査電子顕微鏡
  • 電子顕微鏡資料作製装置
  • クライオスタット
  • 分光蛍光光度計 他

光学顕微鏡

関連リンク

http://www.grc.bio.titech.ac.jp/