生命理工学院生体イメージング支援室
2021年11月、生命理工学院は生体イメージング支援室を設置し、新事業を開始しました。本拠点では、開発中の新規材料や機器の解析を、分子レベルから個体レベルまで、どこからでも開始することができ、さらに他のレベルへとシームレスに展開することができます。
東工大生命理工『分子から個体まで』生体イメージング支援室構想(共同利用施設)
700MHz+400MHz NMR
全自動HPLC
表面プラズモン共鳴装置
マルチラベルプレートリーダー
分析用LC トリプル 四重極MS
全自動HTP電気泳動装置
全自動ウェスタンブロッティング装置 等
全自動細胞培養観察装置
セルソーター
超解像顕微鏡
共焦点顕微鏡
電子顕微鏡 等


ホログラフィック顕微鏡
蛍光実体顕微鏡
クライオスタット
ウルトラミクロトーム 等



発光/蛍光イメージング
IVIS Spectrum


光音響イメージング(導入予定)


>1000nm蛍光イメージング(導入予定)
シームレスとは?生体イメージング支援室がめざす将来像
受託事業の概要
本拠点では“光”を利用した個体レベルのイメージング手法に特化した受託事業を行なっており、学外の企業や研究機関からの解析依頼も受け付けています。
<解析例>
- 担癌モデル
- 制癌剤のスクリーニング、薬効評価、薬物動態
- 線維化モデル
- 肝臓、腎臓の線維化モデル作製および薬効評価
- 虚血モデル
- 血管結紮による虚血モデル作製および薬効評価
- その他、お気軽にご相談ください。
“光”を利用した個体レベルのイメージング



発光/蛍光イメージング
IVIS Spectrum


光音響イメージング
(導入予定)


>1000nm蛍光イメージング
(導入予定)
◎光の元となるものとは?
- ルシフェラーゼ(由来:ホタル、ウミシイタケ、バクテリア等)
- 蛍光たんぱく質(GFP、RFP等)
- 生体物質(ヘモグロビン)
- 各種蛍光剤
◎光を利用したイメージングって何?
- 細胞や遺伝子に光のマークを付けることで、生体内での場所や量を教えてくれる
- 生体に光を当て体内の物質から出てくる光や超音波信号を捉えることで血管の可視化ができる
転移したがんの検出例
マウス全身および
肝臓の血管画像
お気軽にご相談ください
- 作ったものが効果があるのか試したい…
- 生体の中での挙動が観たい…
- 血管の状態を観たい…
- 論文のデータの質を高めたい…
- でも、動物実験はハードルが高い…
- イメージングのことはわからない…
イメージングのスペシャリスト、動物実験のスペシャリストがお手伝いします!!
ご不明な点やご質問、ご要望などがありましたら、下記の担当者までお気軽にお問い合わせください。メールフォームもご用意しています。
問い合せ先
東京工業大学生命理工学院
担当:渡邊重明
E-mail:watanabe.s.bu@m.titech.ac.jp
TEL:045-924-5749