東京工業大学生命理工学院では、小中学校用バイオ教材開発を通した競創的教育プログラムを実施しています

特色ある大学教育支援プログラム

東京工業大学生命理工学院は2006年度の文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に採択されました。

この取組は本学院が10 年にわたって実施してきたフレシュマンセミナーを体系化するために、2005年度(平成17 年度)から導入したものです。この取組の大きな目的は専門科目の本質的理解、関連科目の体系的把握、生命科学の倫理的・社会的側面の理解という専門素養と共に自主性や表現力や創造性という基本素養をも向上させることです。本目的達成のための教育手段として、「教えることは学ぶこと」をコンセプトに小中校生・市民が理解できるバイオ教材の開発に取組みます。

具体的には、「バイオ創造設計」という通年の必修授業 を設定し、学院1年の学生を7~8名のグループに分け、自らテーマを設定し各グループが競争的に教材を開発します。各グループには教員が1人ずつアドバイザーとして指導にあたります。そして、その成果は市民、企業が参加する公開コンペ『東工大バイオコン』で発表させます。

また、2008年度に3年次を選択授業として『バイオ創造設計Ⅱ』を開設します。この授業は「地域のバイオ教育への貢献:先端バイオを一般社会へ」という、より高度な目的を設定しています。「バイオ創造設計」以上に運営体制や評価系などを充実させることで本取組のさらなる強化・発展を試みる予定になっています。

本取組の結果、学生の勉学意欲と独創的創造性育成の同時獲得に成功しました。なお、この活動を支援するバイオ創造設計室をものつくり教育研究支援センターすずかけ台分館内に開設し、ものつくりの本質理解を図り、理科教育への貢献を目的としています。

東工大関連情報

東工大生命理工学院は本取組以外にも高校生向けの講座の開催、また研究分野では21世紀COEプログラムに採択され、イベントを開催しております。

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東京工業大学
生命理工学院特色GPの概要

本取組は「教えることは学ぶこと」というコンセプトのもと、専門素養の強化や倫理的・社会的側面の理解と共に、自主性・向上心・創造力の育成を目的に小中校生・市民が理解できるバイオ教材開発を学院1年生および3年生に授業として行う試みです。

学生向け説明

入学を希望される皆さんへ生命理工学院の取り組みを紹介します

一般の方向け説明

生命理工学院の新しい教育の試みを紹介します

本学の方向け説明

バイオコンの連絡や教材情報などを掲載しています

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