開催報告 -ものコン2008-

東工大ものコンの成果報告を掲載しております。
≫最新の開催報告はこちらをご覧下さい。
ものコン 2008
「バイオものコン2008」を、12月6日(土)にすずかけホールで開催しました。
3年生選択科目である「バイオ創造設計II」の受講生が、「バイオ創造設計I」で実践しているバイオに関した「教材づくり」だけでなく、バイオに関するさまざまな「ものつくり」に取り組み、「バイオ知識の普及」をテーマとした1年間の取り組みの成果を発表しました。1年次より基礎知識が格段に増え、創造力の向上がみられる発表となりました。
コンテストでは、1グループの持ち時間は発表と質疑応答を含めて20分間。テーマは、クワガタの実験や、エタノール生成菌のスクリーニング実験、国際大会のある遺伝子組換え技術コンテストiGEMなど、バラエティに富んだ6組が発表しました。また、特別出場として10月に実施された高校生バイオコンで優勝、準優勝した相模女子大学高等部の「はらぺこSHAMYS」という消化すごろくと都立新宿高校「TEKE☆TEKE」チームのダンゴムシの迷路の発表もありました。
それぞれのグループ名と作品名は以下のとおりです。
グループ名 |
作品 |
Tokyo Tech iGEM |
Coli. Touch -implementation of a pressure-responsive genetic circuit in E, Coli- |
晴れのちバイオときどき挫折 |
蟻プロジェクト |
KUWA☆GATA |
クワガタは匂いで釣る |
Superチーム |
Super Bio World |
ゴミからエタノール |
ゴミからエタノール |
NAITO? |
炭素循環~人は千の風になる~ |
審査の結果、優勝作品は「ゴミからエタノール」に決まりました。この作品は、138プレートもの選択培地を用いて実験を繰り返し、セルロース分解菌を見つける研究をしました。絶え間ない努力と、研究としてのアプローチ手法が高い評価を得たものと思われます。今年は研究の視点が高まった内容となっていました。
ページトップへ戻る