東京工業大学生命理工学部では、小中学校用バイオ教材開発を通した競創的教育プログラムを実施しています

開催報告 -わんぱくホリデー 長津田実験教室 -


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わんぱくホリデー 2016 長津田実験教室

日時:2016年8月20日(土) 10:00~12:00
場所:長津田地区センター
対象:小学3~6年生 36人
テーマ:「水中シャボン玉をつくろう」

東工大生命理工学院の出前講座として毎年開催されている長津田地区センターでの小学生を対象とした実験教室が、生命理工学院の学生で作られたBCSサークル主催で今年も行われました。
今年の実験テーマは「水中シャボン玉をつくろう」でした。普段は空気中で作るシャボン玉が水中で作れるのかな?と興味津々の子供たちを前に、まずはお兄さんのような学生先生がシャボン玉作りの解説をしてくれました。
バイオコン2014客席  
解説の次は、実際に作ってみよう!ということで1班(6人)に1~2人大学生が付き、実験のサポートを行いました。子供たちは解説時から実際に作りたくてウズウズしていたので、シャボン玉を作るためのストローを持った瞬間から楽しそうな顔に!

洗濯のりと食器用洗剤を混ぜたコップにストローを3cmほど入れ、ストローの端を指でおさえシャボン液をすくいあげ、シャボン液の液面から1cmほど離した高さからストロー中のシャボン液を落とすと液中にゆらゆらと漂うシャボン玉ができるという実験。

実験のやり方は簡単なようで、難しく、子供たちはコツを掴むまで「あ~、また駄目だったぁ~」など悪戦苦闘。しかし、最後には全員がシャボン液の中でユラユラと動くシャボン玉を沢山作れるようになりました。
バイオクリエーティブデザイン バイオクリエーティブデザイン
次に大学生からシャボン玉の構造について教わり(親水性と疎水性について細胞膜を例にお話をしたけど、ちょっと難しかったかな?)、色つきシャボン液を使ってシャボン玉の構造を見る実験をしました。シャボン玉とシャボン玉液の間に空気の層がくっきりと見る事ができ、空気の膜でシャボン玉ができている事がよく分かったね。
バイオコン2014客席  
最後に、実験のおさらいとまとめをして終了。実験材料や道具が家庭で揃えやすいものばかりなので「家でもやってみる!」と東工大生が作った水中シャボン玉のレシピ紙を大切に持って帰ってくれました。家でも出来たかな?!

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