生物プロセス専攻
バイオ研究基盤支援総合センター
細胞生物工学講座 生物実験分野
廣田研究室 (協力講座)
STAFF
研究内容紹介
嗅覚は、動物の生命維持のための行動に密接に関与し、原始から現代に至るまで幅広い動物種で保存されてきた感覚です。匂い分子感知の鍵となる嗅覚受容体遺伝子は、ゲノム上最大の遺伝子ファミリーを形成し、マウスにおいてその総数は約1400個、実に全遺伝子の5%を占めており、遺伝子数の多さからも動物にとっての嗅覚の重要性がうかがえます。ヒトにおいても最大の遺伝子ファミリーを形成しており、近年アロマテラピーに代表される“香りの効果”など、嗅覚を介した生体への作用に関心が高まりつつあります。
当研究室では、マウス嗅覚系を対象に分子生物学的およびマウス遺伝学的手法、そしてバイオイメージング技術を用いて、以下の研究を行っています。
- 嗅覚受容体の遺伝子発現制御機構
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嗅覚受容体遺伝子の発現は、免疫系抗原受容体と同様に「1つの細胞に1種類の受容体のみが発現する」という興味深い様式をとります。個々の神経細胞が、いかに膨大な遺伝子ファミリーの発現を制御しうるのか、その分子メカニズムの解明を行っています。
嗅覚受容体遺伝子発現の解析

- 神経幹細胞からの神経分化の分子メカニズム
嗅神経細胞は、個体の一生を通じて常に分化・再生を繰り返しており、神経細胞としてはユニークな性質を有します。神経幹細胞から成熟神経細胞への神経分化および神経回路形成の分子メカニズムの解明を行っています。
蛍光トレーサーによる神経軸索の可視化

卒業生の進路
- 2009年度
- 卒研生4名 : 大学院進学
- 2010年度
- 卒研生3名 : 大学院進学
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