生命理工学院長より

ご挨拶

生命理工学院長 三原久和教授 教授

生命理工学院長  教授

近藤  科江

 生命理工学院は、日本でも最大規模の理工学系研究教育機関で、120人を超える教員が約70の独自の研究を推進しながら専門教育を展開しています。多様な研究分野に加えて、ダイバーシティ(多様性)に富んだ先進的な研究教育環境の構築にも努めています。本学でも最高の女子学生比率を有しており、優秀な留学生の受け入れや学生の国際交流を推進するプログラムを積極的に活用して、留学生比率も上昇傾向にあります。
世界中の研究機関と連携して教員の相互交流を実施したり、世界トップレベルの大学から教員を招聘したりして、グローバルな研究教育環境を構築しています。また、高い倫理観を持った人材を育成するために、学士・大学院課程のそれぞれで生命倫理、研究倫理を学び、自己評価するシステムを取り入れています。
学士課程では、ライフサイエンステクノロジーの習得に必要な物理化学、有機化学、生物化学、分子生物学を体系的に学習できるカリキュラムを提供しています。また、より広範な専門分野の知識習得のため、本学は2001年より、東京医科歯科大学、一橋大学、東京外国語大学と四大学連合を組み、複合領域コースを開設しています。本学院生も総合生命科学コースや医用工学コースなどを受講して、研究へのより深い理解に繋げています。さらに、本学が2016年から開始した教育改革の柱である「グローバル社会に寄与できるような人材像」を具象化するために、多様な留学プログラムを学士課程から提供しており、本学院の多くの学士、修士、博士課程学生が留学を体験しています。
大学院課程では、本学院独自の大学院コースを充実させています。招聘した世界トップレベルの大学教員による特別講義や欧米におけるキャリア形成の実践を組み合わせた大学院キャリア科目を開講し、専門知識を持ったグローバルな人材の育成に力を入れています。また、2016年度から本学が設置している大学院複合系コースにも参画し、応用化学系、材料系、機械系、電気電子系、情報通信系と「ライフエンジニアリングコース」を共同運営しています。そこでは、他系の学生と同じ教室で学び、研究交流することで、近年の分野横断的な研究展開に対応できる人材の育成を目指しています。さらに、新たな産業開発に積極的に貢献できる人材を輩出するために、2019年度からアントレプレナー(起業家)育成に特化したクラスを開講するなど、学生が自らの将来を見据えて研究・教育に臨むカリキュラムの充実にも取り組んでいます。このように、本学院では多様化する社会のニーズに対応できる柔軟な思考を持ち、知識を活用して旺盛な好奇心と探求心で新たな物を発見・創造することができるグローバルな人材の育成に寄与することを目指します。
研究面では、産学連携を強化するために、学院内に生命理工オープンイノベーションハブ(LiHub)を組織化して、ライフイノベーションの知の協創拠点の構築を目指しています。これからも、基盤的研究から応用研究まで、生命理工学分野を先導する研究を展開していきます。

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