分子生命科学専攻
バイオ情報制御学講座
生体反応学分野
有坂研究室
STAFF

研究内容
ウィルスはタンパク質と核酸からなる分子機械です。人の作る機械とは異なり、分子機械は部品自体が互いに正しい相手を見つけて、結合することで組み立てられます。当研究室ではウィルスを組み立てる分子の仕組みと、出来上がったウィルスが細胞に進入する際のメカニズムを研究しています。また、ウィルスの部品を利用したナノ材料開発を目指した研究も行っています。
研究プロジェクト
- 尾部基盤の分子集合:
- 構造形成に必要な蛋白質をコードする遺伝子を発現系に組み込んで、発現する蛋白質の相互作用を超遠心分析、光散乱、電子顕微鏡で調べる。ファージ尾部の構造に類似したバクテリアの分泌系複合体の構造解析も視野に入れる。
- 溶菌阻止の仕組みの解明:
- 溶菌のタイミングはファージの増殖にとって重要である。溶菌のタイミングを決める因子とその機構を解析する。
- 三本鎖βへリックスを基本単位とするナノチューブの開発:
- 長さ制御可能なナノチューブを構築する。

バイオ情報制御学講座
生体反応学分野
梶原研究室
STAFF

研究内容
微生物は古くから人類の生活に深く関わっており、時に結核やコレラなどのように世界的に流行し人体に危害を加える種(病原微生物)もあれば、一方で酒、味噌、パンなどの食品製造に利用される種(有用微生物)も存在しています。このため、人類は病原微生物を退治する技術や有用微生物の機能を最大限に利用する技術の開発を行ってきました。
本研究室では、現代社会において問題となっている、あるいは重要視されている微生物、特にヒトと同様な細胞構造を有する真核微生物(真菌)の数種類に注目し、病原真菌の増殖・感染・病原性発現に関わる分子機構、有用真菌によるタンパク質発現機構、酵母のエタノールや油脂の合成機構などについての基礎研究を行うとともに、これらの知見を利用して新規薬剤の開発や高効率バイオマスエネルギー生産法の開発に向けての応用研究を行っています。また海外の大学や研究機関と多くの共同研究を行っており、海外からの留学生も多く所属しています。


現在の具体的な研究テーマは以下の通りです。
- 感染症の起因となる病原真菌の感染や増殖のメカニズム解明
- ゲノム情報を基盤とする新規抗真菌薬標的タンパク質の探索
- 遺伝子組換え酵母を利用した薬剤排出ポンプタンパク質の機能解析手法の開発
- 有用酵母を用いた外来タンパク質大量生産システムの開発
- 遺伝子工学を用いたバイオエタノール・バイオディーゼルを高生産する微生物の開発
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