生命理工学院リサーチフェロー制度
2023年度後期生命理工学院リサーチフェローの募集案内

2021年4月に創設しました生命理工学院リサーチフェロー制度では2023年度後期の募集を開始いたします。この制度は,生命理工学院において博士後期課程学⽣を研究者として遇し、学生の経済的な安定を図り、帰属意識を高めるとともに、研究能力の養成機能を強化することを目的とする制度です。以下の資格を満たす博士後期課程の学生は、審査の上本制度に採用された場合は大学からリサーチフェローとして雇用され、研究業務・研究支援業務を行ったことへの労働の対価を得ることができます。また、この肩書きは東工大の一員として、名刺等に記載することも可能です。
本制度の趣旨をご理解のうえ,応募を希望する方は指導教員に申し出てください。
2024年度の本制度継続は現時点で未定となっております。予めご了承ください。(2023/9/5)

資格対象者

  1. 2023年度9月博士後期課程へ入学・進学するもの(2023年度に限り4月博士後期課程へ入学・進学したものも認める)
  2. 学生および主指導教員(あるいは主指導予定教員)が生命理工学院の所属であること。

資格対象外

  1. 国費外国人留学生,外国政府派遣留学生
  2. 日本学術振興会特別研究員,卓越大学院プログラムRA,理化学研究所大学院生リサーチ・アソシエイト,高度人材育成博士フェローシップ採択者,東京工業大学次世代研究者挑戦的研究プログラム採択者,
  3. 社会人として所得のある者
  4. 就業規則・時間の制約等により東工大からの給与を受け取ることができない者
  5. 東工大のRA給与(リサーチフェローを除く)と2023年度において民間の給付型奨学金を合わせて156万円以上受給(受給予定)している者(応募後,奨学金等を年額156万円以上受給することとなった場合には,速やかに生命理工学院運営事務グループへ連絡すること)
  6. 正規の修業年限を超えた学生(留学等特別な事情がある場合は個別に相談のこと)
    ※上記以外:質問がある場合は主指導教員等(学生不可)から学院長へ相談してください。

応募条件

  1. 主指導教員(あるいは指導予定教員)が、研究室の研究費(法人運営費,外部資金,奨学寄附金等)から定められた金額を支給することを了承していること。(採用が当該年度で半期の場合はその半額)ただし、この支給は給付総額84万円または 半期分42万円(9月修了者)に含まれます

業務内容

  • ・生命理工学院で実施される研究プロジェクト等を効果的に推進するために必要な研究業務
  • ・本学のオープン・ファシリティセンターの管理・運営業務等,特に高度の専門的知識を必要とする業務
  • ・※業務内容は指導教員と相談の上決めて下さい。

給付額

半期分42万円

※東京工業大学つばめ博士学生奨学金との重複受給は可能です。

応募受付開始日および締切日

受付開始:2023年9月14日(木)

受付締切:2023年10月6日(金)

採否結果の日程

2023年10月下旬に採否結果を通知

採用期間

2023年12月1日~2024年2月末日

提出物

申請書類(1)(2)は以下のリンクからダウンロードしてください。
ファイル名は「データの種類_学籍番号_氏名」としてください。
(提出時に学籍番号がわからない場合は、記載せず分かった際にお知らせください。)

提出方法

  • ・申請書類(1)(2)を指導教員に提出し、内容の確認を求めてください。
  • ・指導教員は申請内容を確認の上、両ファイルの指導教員記入欄にお名前を記入し、以下のBOXにアップロードしてください。

BOX:https://tokyotech.app.box.com/f/78385fcbd32d469ab856460a79aac06e

※注意

  • ・応募書類のメール添付での送信、及び学内便での送付は受け付けません。
  • ・学生からの提出は受け付けません。
  • ・採用期間中に予算変更することは出来ません。

問合せ先

生命理工学院運営事務グループ: bio.adm@jim.titech.ac.jp

よくある質問

Q:博士後期課程の学生が支援対象とのことですが、東工大の修士課程から博士後期課程に進学しても、他大学の修士課程から東工大の博士後期課程に入学しても、応募資格はあるのでしょうか。

A:学内外に関わらず応募可能です。

Q:もし博士後期課程の入学時に申請しても採択されなかった場合、次の年に再度申請できますか。

A:指導教員が了解すれば申請可能です。

Q:応募条件に「生命理工学院の所属であること」とありますが、その詳しい説明をお願いします。

A:生命理工学院の学生を指導している教員には、生命理工学院に所属する教員のほか、科学技術創成研究院等に所属する教員もいます。主指導教員がこのリスト (https://www.titech.ac.jp/about/faculty/schools/list05.html) に掲載されていることが応募条件の1つです。なお、科学技術創成研究院にも類似のリサーチフェロー制度が存在するので、主指導教員が科学技術創成研究院所属の場合は主指導教員に問い合わせてみてください。

Q:156万円以上の奨学金等を受給していると、リサーチフェロー制度の応募資格がないのはなぜですか?

A:日本学術振興会の特別研究員(DC)は年額約240万円が支給されるので、トータルの受給額がこれを超えないよう基準を設けています。すなわち、リサーチフェロー制度の支給額が年額84万円なので、240 – 84 = 156万円という計算です。

Q:他にどのような経済的支援の制度がありますか?

A:詳しくは本学のWebページ (https://www.titech.ac.jp/enrolled/tuition/) を参照してください。博士後期課程の学生は、条件を満たす全員が学費相当額の「つばめ博士学生奨学金」を受給できます。ほかにもリサーチアシスタント(RA)やティーチングアシスタント(TA)等があり、博士後期課程学生向けの支援制度は特に充実しています。

Q:給付の期間に1年と半年という選択肢があるのはなぜですか。

A:秋入学の方は年度を超えることができないので、3月末までの半期で申し込んでください。

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