開催報告 -12th バイオコン & バイオで遊ぼう -
東工大バイオコンの成果報告を掲載しております。
次回開催時も、是非ご来場下さい。
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12th バイオコン & バイオで遊ぼう
2016年11月12日(土)に「第12回東工大バイオコン」が東工大すずかけキャンパス内のすずかけホールで開催されました。
授業:バイオものつくり 1,2
授業「バイオものつくり1,2」はバイオに関連した社会に役立つ幅広いものつくりを通して、バイオに関する基礎力を身につけることを目的に学生のバイオに関連した創造性の育成を行なっています。
今年度も約150名の学生が20グループに分かれ、調査・実験・アンケートなど様々な方法から得られたデータを元にものつくりを行いました。
学生自身がテーマを考え、ものつくりのための実験を行ない、発表するということを半年間という短い期間で行ったので、授業時間以外も(時には終電間際まで!)気合十分に取り組んでいました。
バイオコン:プレゼンテーション
バイオコンは上記授業での成果を発表し競うコンテストです。各チームは11分の持ち時間が与えられます。その中で今まで行なってきたものつくりの目的や実験の手法、集まったデータの結果などの発表を行います。各班事前の中間報告会などでアドバザー教員やTAから様々なアドバイスを貰っておりレベルの高い発表となりました。
20チームが発表するため、コンテストは長時間に及びましたが、テーマも様々で発表も工夫されていたため、最後まで飽きない発表となりました。
スマホの普及でしょうか動画も多くみられました。
バイオコン:発表テーマ
以下が今年度の発表テーマです。
班 |
テーマ |
A |
植物のありがたみ |
B |
パンの発酵 |
C |
ダンゴムシ |
D |
君の血は。 |
E |
キャベシ ~食べられる紙~ |
F |
キチン プイプイ セミセンイ! |
G |
錯覚を体感! |
H |
Bac-ter the Agar ~たのしいばいちげーむ~ |
I |
免疫 vs. ウイルス |
J |
激混みアリ劇場 |
K |
浸☆透☆圧 |
L |
酵母を探せ! |
M |
発酵食品を発光させたかった。 制汗剤は作れた。 |
N |
3分電池クッキング |
O |
生態系カードゲーム ハヤカワ |
P |
ゲーム☆センドグ -DNAからたんぱく質へ- |
Q |
免疫スマートボール |
R |
も。 ~藻が灯すみらい~ |
S |
コドン de ポン |
T |
バイオ石鹸 |
バイオコン:おためしタイム
「東工大生とバイオで遊ぼう!」ということで、小中学生や近隣の方を招いて発表後にものつくりの「おためしタイム」を行いました。
チームごとに展示ブースを設け、作品の説明や発表では伝えきれなかった事を話したり、実演などを行いました。今年度も多くの方にご来場頂き、学生たちのものつくりの成果に高い評価を頂きました。小中学生にはゲームを通してバイオを身近に感じてもらえました。
バイオコン:審査と結果
20組の発表、おためしタイムが終わると審査が始まります。審査方法は審査員だけでなくコンテスト参加者も、そして一般のご来場者も審査に参加頂いて行われました。学内・学外から選ばれた 7人の審査員にはそれぞれ10票、学生には各1票、それ以外の参加者には各2票の投票権が与えられました。壇上にA班からT班の枠が書かれたホワイトボードが置かれ、会場の全員が、それぞれが赤、青、黄色のマグネットを、最も良かったと考えるグループの枠に投票していきます。
審査結果は以下の通りでした。
優勝 |
E班 「キャベシ ~食べられる紙~」 |
準優勝 |
N班 「3分電池クッキング」 |
3位 |
T班 「バイオ石鹸」 |
産学連携賞 |
S班 「コドン de ポン」 |
審査員奨励賞 |
H班 「 Bac-ter the Agar~たのしいばいちげーむ~」 |
J班 「激混みアリ劇場」 |
ものつくりセンター賞 |
L班 「酵母を探せ!」 |
横浜市教育委員会賞 |
P班 「ゲーム☆センドグ-DNAからたんぱく質へ-」 |
受賞を惜しくも逃したチームも工夫を凝らした素晴らしい作品ばかりでした。たまたま同じ班になったメンバーと半年間協力し合えた事は賞をもらうよりも大変貴重な体験だったのではないでしょうか。バイオコン終了後は其々のチーム内で打ち上げがあったようです。
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