東京工業大学生命理工学部では、小中学校用バイオ教材開発を通した競創的教育プログラムを実施しています

開催報告 -ものコン2007-

東工大ものづくりコンテストの成果報告を掲載しております。
≫最新の開催報告はこちらをご覧下さい。

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第一回 ものづくりコンテストポスター
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第1回バイオものつくりコンテストを、12月5日(水)にすずかけホールで開催しました。
「バイオ創造設計II」の受講生31名が7グループに分かれて、「バイオ知識の普及」をテーマとした1年間の取り組みの成果を発表しました。どれも独創性に富んだ優れた内容で、見学者にも感動していただけた内容でした。
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バイオ創造設計II

東工大生命理工学部では、平成17年度より1年生の授業「バイオ創造設計I」を開講し、その成果発表の場である「東工大バイオコンテスト」も、好評のうちに会を重ねてきました。今年度より「バイオ創造設計I」の発展形として、3年生の選択科目「バイオ創造設計II」を開設しています。今年度は、31名が7グループに分かれて登録しました。
受講している学生たちはバイオに関するさまざまな「ものつくり」に取り組むこととし、1年生の「バイオ創造設計I」が教材開発であるのに対して、3年生の「バイオ創造設計II」では、小中学生向けの「教材」に限らず、地域のバイオ教育への貢献や先端バイオを一般社会に繋げることを目的とした「ものつくり」が求められました。
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どちらの授業も、学生自身がテーマと方法を考案して成果を出しますが、「バイオ創造設計II」は開講期間が1年間と長期にわたるため、学生の実験・開発の工夫がより多く求められます。 その成果発表の場が「バイオものつくりコンテスト」です。

東工大バイオものつくりコンテスト2007


「東工大バイオものつくりコンテスト2007」では、1グループの持ち時間は発表と質疑応答を含めて25分間。テーマは、細胞融合、微生物や酵素、身近なバイオ商品、環境問題・エコシステムなど多岐にわたりました。どれも切り口は分かりやすく一般的でありながら、得意の専門知識を生かして、順を追って深い内容までたどりつかせる作品となっていました。
null null 第一回 ものづくりコンテスト プログラム
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それぞれのグループ名と作品名は以下のとおりです。

グループ名作品
プロトプラストでバイテクプロトプラストでバイテク
エコロジストメタン発酵プロセスとその現状
生体分子の3人納豆を使った実験教材作り
佐々木海賊団ノアな方舟
T-CHAN微生物でカビ退治-醸させないぞ-
JIS BOYsチーズで学ぶ微生物と酵素
Project Bio生分解性プラスチック×次世代教育=∞

優勝と準優勝は審査員の先生方が評価しますが、それに加えて会場賞があり、会場にいる学生・教職員・一般見学者の投票で決まります。
 審査員は、三菱田辺製薬の上野裕明氏、(株)DNAバンクの石川貴大氏、大田区立志茂田中学校副校長の野口由美子先生、JST科学技術理解増進部部長の前田義幸氏、東工大資源化学研究所の阿野貴司先生、総合理工学研究科の木賀大介先生、生命理工学部長の広瀬茂久先生の7名で、広瀬先生が審査委員長でした。
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発表の終了後の審査の話し合いは、力作が多く各班への評価が拮抗したため、予定時間をオーバーして行われました。

審査の結果、優勝はProject Bioの「生分解性プラスチック×次世代教育= ∞」と決まりました。この作品は、子どもたちと一緒に牛乳から生分解性プラスチックを作る実験をし、それを足がかりに環境を守る大切さを講義するという1コマ分の授業プランです。実際にこれを使って近隣の2つの小学校で、それぞれ3クラスずつの出張授業を行い、子どもたちと見学された先生方に大変な好意を持って迎えられました。トピックの社会性と子どもたちの関心度、説明教材の分かりやすさ、教室での実験の成功度などが高い評価を得たものと思われます。
準優勝はプロトプラストでバイテクの「プロトプラストでバイテク」(グループ名と作品名が同じ)となりました。白菜と紫キャベツの細胞を取り出し、酵素処理して融合、培養させるという難しい過程を、中高生でも実験できるように必要最低限の道具とプロセスに簡略化したものです。さらに「実験書、予習ゲーム、パワーポイント教材」セットという完結した制作が目を引きました。
 会場賞は優勝と同じく「生分解性プラスチック×次世代教育=∞」。見学者の見る目と審査員の目が一致したようです。

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「どれも力作で皆に賞をあげたかった」(広瀬審査委員長)という審査員団は、優勝、準優勝以外の作品すべてに急遽、賞を創出しました。エコロジストの「メタン発酵プロセスとその現状」は「燃える行動賞」、生体分子の3人の「納豆を使った実験教材作り」は「ねばり強い理科教育賞」、佐々木海賊団の「ノアな方舟」は「インタラクション賞」、T-CHANの「微生物でカビ退治-醸させないぞ-」は「実験科学賞」、JIS BOYsの「チーズで学ぶ微生物と酵素」は「JIS教材賞」となりました。

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生命理工学部特色GPの概要

本取組は「教えることは学ぶこと」というコンセプトのもと、専門素養の強化や倫理的・社会的側面の理解と共に、自主性・向上心・創造力の育成を目的に小中校生・市民が理解できるバイオ教材開発を学部1年生および3年生に授業として行う試みです。

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