このページの情報は、平成27年度以前に東京工業大学生命理工学部・研究科に入学した学生向けです。
現在は生命理工学院として学部生、大学院生を募集しておりますので、詳しくは生命理工学院のサイト
http://educ.titech.ac.jp/bio/を参照してください。

分子生命科学専攻

遺伝、代謝、発生、分化、形態形成、運動、免疫など、一見神秘的にも見える生体のさまざまな現象は、いすれもタンパク質、核酸、脂質、糖質など、生体分子の複雑精徹な構造と、それらの分子聞の協同的な相互作用によって担われています。
現代科学がさまざまな技術を駆使して明らかにしつつある生命の仕組みを理解することは、それ自体私達に大きな喜びと興奮を与えてくれますが、その研究の一端を自分で担うことができたらもっと素晴らしいと思いませんか。

生命の仕組みを科学で解き明かす

分子生命科学専攻では、このような生命の精巧な仕組みやしかけとダイナミックな動態を分子・原子レベルで解き明かすために、世界の第一線で活躍する研究者によって研究と大学院教育が行われています。
そして、この目的を実現するために、分子生物学、生化学、有機化学、物理化学、生物物理学、構造生物学など多彩な分野をカバーする3つの大講座、即ち、バイオダイナミクス、バイオ構造化学、バイオ情報制御学の3つの大講座を中核とし、連携講座を含む12の講座から構成されています。
生命科学に興昧を持ち、積極的に学び、研究したい学生諸君の入学を歓迎します。

このような大学院での教育を準備するために、学部の分子生命コースではその基礎となる分子生物学、生化学のみならす、有機化学、物理化学の基礎をしっかりと勉強します。
生命の複雑精巧な仕組みも熱力学や反応速度論、即ち物理化学の法則に支配されており、また、生命科学の研究に必要なさまざまな技術の原理をきちんと理解しておく必要があるからです。
そのために、分子生物学、生化学、有機化学や物理化学の知識が必要で、そのための講義や学生実習が用意されています。

学生諸君にはこのような教育・研究環境の中で、みずから積極的に知識を深めると共に、学生同士、学生と教員の間での不断の対話が求められています。
生命の不思議に魅せられ、意欲的に学び、チャレンジしていこうとするバイタリティーのある学生諸君が本コースを目指してくれることを期待します。

平成27年度専攻長 (コース主任) 一瀬 宏

分子生命科学専攻の教育ポリシー

分子生命科学専攻 組織構成

分野名

分野名

研究室


バイオダイナミクス講座

生体物性学分野

一瀬 研究室
林 研究室

分子・細胞運動学分野

長田 研究室


バイオ構造化学講座

機能分子化学分野

湯浅 研究室
大窪 研究室

構造解析学分野

村上 研究室


バイオ情報制御学講座

生体反応学分野

(教員選考中)

分子遺伝学分野

清尾 研究室


[協力講座]

バイオ情報分子科学講座

相澤 研究室
(バイオ研究基盤支援総合センター研究部門)


[協力研究室]

資源化学研究所
資源循環研究施設

久堀・若林 研究室


[共通講座]

環境・医科微生物学

梶原 研究室


卒業生の就職先

武田薬品工業
アステラス製薬
中外製薬
第一三共製薬
エーザイ
大正製薬
三菱東京製薬(現田辺三菱製薬)
日本ケミファ
日本化薬
日本ロシュ
グラクソ・スミスクライン
キリンビール
サントリー
雪印乳業
カルピス
サッポロ飲料
三菱化学
住友化学
信越化学
日本曹達
テルモ
横浜ゴム
三菱製紙
凸版印刷
旭化成
日立化成工業
東レ
帝人
富士フイルム
東亜合成化学
根本特殊化学
TOTO
ミロット
シード
ナムコ

日本ロレアル
新日鉄
東芝
東燃
NTTIBM
ソリトンシステムズ
アイコムシステム工業
(株)エコトキシコロジー研究所
長瀬産業
住友銀行
東京三菱UFJ銀行
青山特許事務所
丸紅
BENESSE
野村総研
東ソ一
宇部興産
新日本石油
コニカミノルタ
資生堂
味の素
藤本製薬
日本総研
電通国際情報サービス
モルガンスタンレー証券
CSK
ワタミ
全日本空輸
三井住友海上
伊藤忠商事
農林水産省
特許庁
山梨県警
警視庁
理化学研究所

情報通信研究機構
高エネルギー加速器研究機構
岐阜県国際バイオ研究所
IGBMC-CNRS(フランス)
大坂ガス
カネカ
マツダ
昭和電工
八十二銀行
大成建設
損害保険料率算出機構
JSR
ブリヂストン
大東化学
協和発酵キリン
東京工業大学
東京大学
京都大学
岡山大学
東邦大学
順天堂大学
いわき明星大学
愛知医科大学
慶応義塾大学
東北大学
大阪大学
立命館アジア太平洋大学
ラジシャヒ大学(パングラデイシュ)

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